ガス・グリッソムとは?
がすぐりっそむ
ガス・グリッソムとは、アメリカNASAの宇宙飛行士で、マーキュリー・ジェミニ両計画に参加し、アポロ1号の火災事故で命を落とした開拓的な人物です。
ヴァージル・アイヴァン・グリッソム(通称ガス・グリッソム、1926〜1967年)は、アメリカ空軍のパイロット出身で、NASAの初期宇宙飛行士グループ「マーキュリー・セブン」の一員です。
1961年、マーキュリー計画の「リバティ・ベル7」に搭乗し、アメリカ人として2人目の宇宙飛行を達成しました。帰還後にハッチが早期開放して宇宙船が沈没するトラブルが発生し、グリッソムは海上で救助されましたが、原因を巡って長く論議を呼びました。
1965年にはジェミニ計画の初飛行「ジェミニ3号」の船長を務め、アメリカ初の有人機動飛行を成功させました。操縦士としての卓越した技量と冷静な判断力で知られ、月面着陸を目指すアポロ計画の中核を担う人材として期待されていました。
しかし1967年1月27日、アポロ1号の地上訓練中に船内で火災が発生し、グリッソムは仲間の宇宙飛行士エド・ホワイト、ロジャー・チャフィーとともに命を落としました。この事故はNASAに大きな衝撃を与え、宇宙船の安全設計の抜本的な見直しにつながりました。
使い方・例文
「ガス・グリッソムはマーキュリーからアポロまで宇宙開発の最前線に立ち続け、その死がアポロ計画の安全基準を根本から変えた」という文脈で、宇宙開発史の解説に登場します。
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