ガストニアとは?
がすとにあ
ガストニアとは、白亜紀前期に北米に生息した鎧竜の一種で、体を覆う骨板と鋭いスパイクが特徴の植物食恐竜です。
ガストニア(Gastonia burgei)は、約1億2500万年前の白亜紀前期(バレミアン期)に現在の北アメリカ・ユタ州周辺に生息していた鎧竜(アンキロサウルス類)の一種です。1998年にジェームズ・カーペンターらによって記載・命名されました。
最大の特徴は、頭部から尾部にかけて発達した骨板(オステオダーム)と、肩や体側から突き出た複数の長いスパイクです。これらは捕食者に対する防御として機能したと考えられており、同時期に生息していた大型肉食恐竜ユタラプトルなどへの対抗手段となりました。体長は約4〜5メートルほどで、がっしりとした四足歩行の体型を持ちます。
ガストニアは植物食性で、低木や地面に生える植物を食べていたとされます。発掘された化石には複数個体が含まれており、群れで生活していた可能性も指摘されています。化石はユタ州のシーダーマウンテン累層から出土し、保存状態の良い標本が多く研究に貢献しています。
鎧竜の中でもスパイクの形状や配置が特徴的なため、アンキロサウルス類の多様性や防御戦略の進化を理解するうえで重要な存在とされています。
使い方・例文
恐竜の展示や図鑑で「防御型の鎧竜」として紹介されるほか、白亜紀の北米生態系を解説する場面で捕食者ユタラプトルとセットで登場することが多いです。
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