カルカロクレスとは?
かるかろくれす
メガロドンを含む絶滅した大型サメの系統を指す属名で、古生物学上の分類論争の中心となっている古代サメの仲間です。
カルカロクレス(Carcharocles)は、新生代に生息した絶滅した大型サメの一属で、巨大なサメの系統を分類するために提唱された属名です。現在もっとも有名な種はCarcharocles megalodon(メガロドン)ですが、これを含む系統全体の分類については古生物学者の間で長年議論が続いています。
分類論争の概要として、メガロドンはかつてホホジロザメと同じCarcharodon属(カルカロドン属)に置かれていましたが、歯の形態や系統解析の進展により、現在は多くの研究者がOtodus属またはCarcharocles属に分類しています。カルカロクレス属に含まれる主な種は以下の通りです。
- Carcharocles auriculatus(古第三紀)
- Carcharocles angustidens(漸新世〜中新世)
- Carcharocles chubutensis(中新世)
- Carcharocles megalodon(中新世〜鮮新世)
これらは歯の形態が段階的に進化しており、カルカロクレス属は一連の系統的進化(アナジェネシス)を示すと解釈されています。一方でOtodus属に統合する見解も有力であり、学名は研究機関・文献によって異なる場合があります。古生物ファンや研究者の間でメガロドンの正確な学名を議論する際に頻出する用語です。
使い方・例文
古生物の学術書や恐竜・古生物展示の解説パネルで「Carcharocles megalodon」という学名とともに登場し、メガロドンの分類をめぐる研究の歴史を説明する文脈で使われます。
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