カラトラバとは?
からとらば
カラトラバとは、スペイン出身の世界的建築家サンティアゴ・カラトラバが手がける、構造美と彫刻的フォルムを融合させた建築・橋梁デザインのことです。
サンティアゴ・カラトラバ・バルス(Santiago Calatrava Valls、1951年生まれ)は、スペイン・バレンシア出身の建築家・構造エンジニアです。建築と構造工学の両方の学位を持ち、生物の骨格や翼などの自然形態からインスピレーションを得た、ダイナミックで彫刻的な作品で世界的に知られています。
カラトラバの設計は、構造そのものをデザインの核とし、鉄骨・コンクリート・ガラスを組み合わせた有機的なフォルムが特徴です。代表作には以下のものがあります。
- リヨン・サン=テグジュペリ駅(フランス):翼を広げた鳥を思わせる屋根
- ミルウォーキー美術館(アメリカ):開閉する翼のような日除け「バーク・シールド」
- アテネ・オリンピックスタジアム(ギリシャ):2004年五輪の屋根構造
- ワールドトレードセンター交通ハブ(ニューヨーク):白い肋骨状の構造が鳥を連想させる駅舎
橋梁設計にも優れており、セビリャのアラミロ橋など多くの斜張橋を手がけています。その作品はアートとエンジニアリングの境界を越えた存在として高く評価される一方、建設費の超過で批判を受けることもあります。
使い方・例文
「あの駅舎はカラトラバが設計した」という文脈で、彫刻的・有機的な建築デザインを指すときに使われます。建築デザインの解説や都市景観の話題で登場することが多い名前です。
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