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オー・ヘンリーとは?

おーへんりー

オー・ヘンリーとは、意外な結末(どんでん返し)で知られる短編小説の名手で、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの作家です。

オー・ヘンリー(1862〜1910年)は、本名ウィリアム・シドニーポーターというアメリカの短編作家です。ノースカロライナ州グリーンズボロに生まれ、薬剤師助手・牧場労働者・銀行出納係など様々な職業を経た後、新聞記者・作家への道を歩みました。

彼の人生は波乱に富んでいます。銀行在職中の横領容疑(真相については諸説あり)で有罪となり、オハイオ州コロンバスの連邦刑務所に服役した3年間に小説を書き始めました。出所後はニューヨークへ移り、精力的に創作活動を行い、多い年には週に1本以上の短編を発表しました。

オー・ヘンリーの作品の最大の特徴は「どんでん返し(Twist ending)」と呼ばれる意外な結末です。読者の予想を鮮やかに裏切りながらも、読後に温かみや哀感を残す構成が高く評価されました。また庶民・移民・貧困層の日常を情感豊かに描いた社会派の側面も持ちます。

代表作には次のようなものがあります。

  • 「賢者の贈り物」:貧しい夫婦が互いのために最も大切なものを犠牲にして贈り物を用意するクリスマスの名編
  • 「最後の一葉」:病の床にある女性を救った画家の命がけの行為を描く傑作
  • 「警官と讃美歌」:ホームレスが冬を乗り越えるために逮捕されようとする皮肉なコメディ

生涯に600編以上の短編を残したオー・ヘンリーの名を冠した「オー・ヘンリー賞」は、現在もアメリカの短編小説の最高賞の一つとして権威を持ちます。

使い方・例文

「ラストで全ての伏線が一気に回収されるどんでん返しの結末を「オー・ヘンリー式のオチ」と表現することがあり、映画や漫画のストーリー批評でも使われる表現です。」

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