オープンアクセスとは?
おーぷんあくせす
オープンアクセスとは、学術論文や研究成果をインターネット上で誰でも無料・無制限に閲覧できるようにする出版・公開の仕組みです。
オープンアクセス(Open Access)とは、学術論文・研究データ・書籍などの知的成果物をインターネット上で誰もが無料かつ自由に閲覧・利用できる状態にすることを指します。従来の学術出版では、論文を読むためには高額な購読料が必要であり、大学や研究機関に所属していない一般市民や途上国の研究者が最新の知見にアクセスできないという問題がありました。
オープンアクセスの主な方式には次のものがあります。
- ゴールドOA:出版社のサイトで即座に誰でも読める形で公開する方式。著者または研究機関が論文処理費用(APC)を負担することが多い。
- グリーンOA:著者が自身のウェブサイトや機関リポジトリに論文の原稿を事後公開する方式。
- ダイヤモンドOA:著者にも読者にも費用を課さない非営利の学術誌による公開方式。
国際的には、欧州の「プランS」や米国NIHのオープンアクセス義務化方針など、公的資金による研究成果のオープンアクセス化を求める政策が広まっています。日本でも各大学の機関リポジトリ整備や、JST・AMEDによる方針策定が進んでいます。
オープンアクセスは、知識の民主化・科学の再現性向上・市民科学の促進に貢献するとして注目されています。一方、粗悪なAPC収益目的の「ハゲタカ出版社」の問題も生じており、掲載誌の品質確認が重要な課題となっています。
使い方・例文
例えば、PubMedCentralやarXivは代表的なオープンアクセスリポジトリであり、医学・生命科学や物理・数学の論文を誰でも無料でダウンロードできます。
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