オブジェクトストレージとは?
おぶじぇくとすとれーじ
オブジェクトストレージとは、ファイルをフラットな構造でオブジェクト単位に管理し、HTTPやAPIでアクセスするストレージ方式のことです。
オブジェクトストレージ(Object Storage)とは、データを「オブジェクト」という単位で管理するストレージシステムです。ファイルシステムのようなフォルダ階層を持たず、各オブジェクトにはデータ本体・メタデータ・一意の識別子(オブジェクトキー)が付与されます。
従来のファイルストレージやブロックストレージとの主な違いは、HTTPやREST APIを通じてアクセスすることです。AWS S3(Simple Storage Service)が業界標準として広まり、Google Cloud Storage・Azure Blob Storage・MinIOなど多くの互換製品が登場しました。
オブジェクトストレージの代表的な特徴は以下のとおりです。
- スケーラビリティ:ペタバイト規模まで容易に拡張でき、容量の事前確保が不要
- 耐久性:データを複数箇所に自動で複製・冗長化するため、高い耐久性を実現(例:S3は99.999999999%)
- メタデータの柔軟性:任意のキーバリュー型メタデータを付与でき、検索や分類に活用できる
- コスト効率:アクセス頻度に応じたストレージクラスを選択でき、低頻度データを安価に保管できる
ウェブアプリケーションの静的アセット配信・バックアップ・ログ保管・機械学習のデータレイクなど幅広い用途で活用されており、クラウドアーキテクチャにおけるデータ保管の主流となっています。
使い方・例文
ウェブサービスでユーザーがアップロードした画像をAWS S3に保存し、CDN経由で配信する構成がオブジェクトストレージの典型的な使い方です。フォルダ階層を意識せず、URLとオブジェクトキーだけで管理できます。
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