エーリヒ・フォン・マンシュタインとは?
えーりひふぉんまんしゅたいん
エーリヒ・フォン・マンシュタインとは、第二次世界大戦においてドイツ国防軍が誇った屈指の戦略家・将帥で、フランス侵攻計画の立案やソ連戦線での数々の作戦で知られる人物です。
エーリヒ・フォン・マンシュタイン(Erich von Manstein、1887〜1973年)は、ドイツ国防軍陸軍元帥であり、第二次世界大戦中に最も優れた戦略家の一人として広く評価されている軍人です。
彼の名を高めた最初の功績は、1940年のフランス侵攻計画(「鎌の一撃作戦」)の立案です。従来の正面突破案を廃し、アルデンヌの森を主攻軸とする大胆な迂回作戦を提案し、これが採用されてフランスを電撃的に降伏させました。
東部戦線での主な活動は以下の通りです。
- レニングラード包囲戦に参加し、クリミア半島の攻略(セヴァストポリ要塞陥落)を主導した
- スターリングラード包囲からのドイツ第6軍救出作戦を指揮したが失敗に終わった
- 第三次ハリコフの戦いで劣勢のソ連軍を逆転し、「後退からの反撃」戦術の巧みさを示した
- クルスクの戦いでは攻勢に参加するも失敗し、以降は防衛戦を余儀なくされた
1944年にヒトラーと対立して解任されました。戦後、戦争犯罪として有罪判決を受けますが後に釈放され、著書「失われた勝利」は軍事史の名著として今日も読まれています。
使い方・例文
第二次世界大戦史や軍事戦略を学ぶ文脈で登場します。「鎌の一撃」「ハリコフ反撃」といった作戦名とともに語られ、軍事思想の教科書的事例として引用されます。
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