エートンとは?
えーとん
エートンとは、ギリシャ神話に登場する太陽神ヘリオスの馬の一頭で、太陽の戦車を引く四頭の神馬のうちの一つとして知られています。
エートン(Aethon)はギリシャ語で「燃え上がる・輝く」を意味し、古代ギリシャ神話において太陽神ヘリオスの馬車(太陽の戦車)を引く四頭の神馬の一頭として伝えられています。太陽の猛烈な熱と光を体現する存在として語られました。
ヘリオスの太陽の馬たちは、毎朝東の果てから西の果てまで天空を駆け抜けて一日を作り出す役割を担います。馬たちの名は文献によって異なりますが、代表的な伝承では次の四頭が挙げられます。
エートンという名は神話内で複数のキャラクターに使われており、ホメロスの「イーリアス」ではディオメデスの馬にもエートンという名前が登場します。また「オデュッセイア」ではオデュッセウス自身が身を隠すために名乗る偽名としてエートンが使われる場面もあります。
太陽の馬たちが最も有名に登場するのはパエトン神話です。ヘリオスの息子パエトンが父の馬車を借りて御しきれず、大地を焼き尽くしそうになったためゼウスが雷霆で撃ち落とすという物語で、エートンたちも制御不能な暴走の中に描かれます。
使い方・例文
パエトン神話の場面ではヘリオスの馬たちが制御を失い天と地を焼き尽くす危機として描かれ、太陽の力の恐ろしさと人間の限界を象徴する話として引用されます。
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