エルハルト・ロレタンとは?
えるはるとろれたん
エルハルト・ロレタンとは、スイスの登山家で、8000m峰14座の完登を史上3人目として達成し、超高所での超軽量・高速登山スタイルで知られる人物です。
エルハルト・ロレタン(Erhard Loretan、1959〜2011年)は、スイス出身の登山家です。世界に14座ある標高8000m以上の峰をすべて無酸素で登頂した「14座完登」を達成し、史上3人目(メスナー、ククチカに続く)の記録保持者として高所登山界に名を残しています。
ロレタンの登山スタイルは「超軽量・高速アルパインスタイル」として知られ、重い荷物や固定ロープに頼らず少人数で速いペースで高所を駆け抜けるアプローチを貫きました。エベレスト(チョモランマ)では、ジャン・トロワイエとのペアで北東稜から約43時間というきわめて短時間で頂上を往復した記録が特に有名です。
14座完登は1982年から1995年にかけて達成されました。その過程では多くの困難な初登頂・新ルートの開拓も行い、単なる「数のコレクション」ではなく質の高い登山を追求したことが評価されています。
2011年、スイス・アルプスでの登山中に同行者の滑落事故に巻き込まれ、51歳で命を落としました。高所登山の理想的スタイルを体現した先駆者として、後進の登山家に大きな影響を与えた人物です。
使い方・例文
高所登山の歴史やアルパインスタイルの変遷を学ぶとき、超軽量・高速登山の実践者としてエルハルト・ロレタンの名前が登場します。
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