エリーザベト・シュヴァルツコップとは?
えりーざべとしゅゔぁるつこっぷ
エリーザベト・シュヴァルツコップはドイツのソプラノ歌手で、モーツァルトやR・シュトラウスの解釈で20世紀最高の声楽家のひとりと称されています。
エリーザベト・シュヴァルツコップ(Elisabeth Schwarzkopf、1915〜2006年)はドイツ・ヤロチン生まれのソプラノ歌手で、20世紀後半の声楽界において最も影響力のある歌手のひとりに数えられます。
ベルリン音楽大学で声楽を学び、1938年にベルリン・ドイツ・オペラでデビューしました。その後ウィーン国立歌劇場と専属契約を結び、欧州のオペラシーンで急速に頭角を現しました。夫となったレコードプロデューサーのウォルター・レッゲとの協力のもと、多くの名盤を残したことでも知られています。
シュヴァルツコップの真骨頂は次のレパートリーにあります。
- モーツァルト作品:「コジ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」などでの精緻な表現
- リヒャルト・シュトラウス作品:「ばらの騎士」のマルシャリン役は彼女の代名詞的名演
- ドイツ歌曲(リート):シューベルト、ヴォルフなどの繊細な解釈
その歌唱は、完璧な発音と言葉の意味を音楽に織り込む知性的なアプローチで際立っており、「歌手のなかの歌手」として後世の歌手たちの手本とされています。なお、戦時中のナチ党との関係については晩年に批判を受けることもありましたが、音楽上の業績は現在も高く評価されています。
使い方・例文
声楽を学ぶ学生がドイツ歌曲の表現を研究する際、シュヴァルツコップの録音は模範的な参考音源として繰り返し参照されます。
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