エドアルド・ソウト・デ・モウラとは?
えどあるとそうとでもうら
エドアルド・ソウト・デ・モウラは、素材の質感と風景との対話を重んじるポルトガルの建築家で、2011年にプリツカー賞を受賞しています。
エドアルド・ソウト・デ・モウラ(1952年生まれ)は、ポルトガルのポルト出身の建築家です。ポルト建築大学でアルヴァロ・シザ・ヴィエイラに師事し、1980年に独立事務所を設立しました。師シザとともに「ポルト派」と称される繊細かつ場所に根ざした建築を生み出し続けています。
ソウト・デ・モウラの建築は、石・コンクリート・木・鉄といった素材の本質的な質感を尊重しながら、既存の地形や歴史的文脈との対話を丁寧に行う点に特徴があります。過剰な装飾を排した簡潔なフォルムの中に、光と影、素材と風景が融合する独自の美学を持ちます。
代表的なプロジェクトには次のものが挙げられます。
- ブラガ市営スタジアム(2003年):山の岩盤を直接利用した大胆な設計
- パウラ・レゴ美術館(2009年):ポルトガル・カスカイスにある台形状の塔が印象的な美術館
- ポルトガル国内各地の住宅・公共建築の数々
2011年のプリツカー建築賞受賞にあたっては、「強さとしとやかさ、記念性と親密さ、素材と空間」を同時に実現する稀有な建築家として称えられました。ポルト派建築の継承者として、またポルトガル建築の国際的発信者として、現代建築シーンにおける重要な存在です。
使い方・例文
建築を学ぶ学生が現代の優れた事例を調べる際、ソウト・デ・モウラのブラガ・スタジアムは、自然地形を建築に取り込んだ独創的な設計として必ず参照される作品の一つです。
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