エゾトガリネズミとは?
えぞとがりねずみ
エゾトガリネズミとは、北海道とその周辺の島々に生息する日本固有のトガリネズミ科の小型哺乳類です。
エゾトガリネズミ(蝦夷尖鼠)は、トガリネズミ科トガリネズミ属に分類される小型哺乳類で、学名をSorex hosonoiといいます。北海道と一部の周辺離島に分布する日本固有種です。
体長は5〜8センチメートル程度と非常に小さく、細長い吻(鼻先)が特徴的です。体重はわずか数グラムと軽量で、日本産の哺乳類の中でも最小クラスに属します。灰褐色から暗褐色の毛で覆われており、腹部はやや淡い色をしています。
生息環境は森林の林床や草地、湿った土壌が多い場所を好みます。昆虫・ミミズ・小型無脊椎動物などを主食とし、高い代謝速度を維持するために体重に対して非常に多くの餌を必要とします。そのため活動は昼夜を問わず、数時間おきに採食します。
繁殖期は春から夏にかけてで、一度の出産で複数の子を産みます。寿命は短く、野生では1〜2年程度とされています。
トガリネズミの仲間はネズミ目ではなくトガリネズミ目に分類され、モグラと近縁な食虫性哺乳類です。エゾトガリネズミは北海道の森林生態系の中で小型捕食者として重要な役割を担っており、個体数や分布の動向は北海道の森林環境の指標ともなります。
使い方・例文
北海道の森林や草地で落ち葉をかき分けると、素早く動き回るエゾトガリネズミを目撃することがあります。その小ささと動きの速さから、見かけてもネズミと間違えることが多い生き物です。
この用語をシェア
最終更新: