ウルル・カタ・チュタ国立公園とは?
うるる・かた・ちゅたこくりつこうえん
オーストラリア中央部に位置する、世界遺産にも登録された先住民アボリジニの聖地と壮大な自然景観を持つ国立公園です。
ウルル・カタ・チュタ国立公園は、オーストラリアのノーザンテリトリー中央部に位置する国立公園で、1987年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されました。
公園の名を象徴するのは、ウルル(エアーズロック)と呼ばれる巨大な一枚岩です。高さ約348メートル、周囲約9.4キロメートルに及ぶこの砂岩の岩体は、地表に露出している部分はほんの一部に過ぎず、大半が地下に埋まっているとされます。夕焼けや朝焼け時に赤く輝く姿は世界的に有名です。もう一つの中心的な存在がカタ・チュタ(オルガ山地)で、36個のドーム状の岩が集まった複合岩体です。
この地は先住民アナング族にとって数万年にわたる文化的・精神的な聖地であり、「ティウクルパ(ドリーミング)」と呼ばれる伝承や法が今も息づいています。そのためウルルへの岩登りは2019年に永久禁止となり、先住民の文化尊重が明確に打ち出されています。
生物多様性の面でも価値が高く、乾燥した砂漠環境に適応したマルスピアル類や爬虫類、固有植物が生息・生育しています。観光と文化保護のバランスを取りながら管理されており、年間多くの旅行者が訪れる世界屈指の自然・文化観光地です。
使い方・例文
「ウルル・カタ・チュタ国立公園を訪れると、夕暮れ時に赤く染まるウルルの威容と、アボリジニの文化が融合した独特の雰囲気を体感できます。」
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