ウムラウトとは?
うむらうと
ウムラウトとは、主にドイツ語などゲルマン系言語で用いられる、母音の変音現象またはそれを示す分音符号(¨)のことです。
ウムラウト(Umlaut)とは、ドイツ語をはじめとするゲルマン語派の言語において見られる母音変化の現象、またその変音を表記するために母音字(a・o・u)の上に付ける二点の分音符号(ä・ö・ü)を指します。ドイツ語で「音の変化」を意味する語です。
言語学的なウムラウトとは、後続する音節の影響を受けて母音の音質が前方・高め方向に変化する現象です。ゲルマン語の歴史的変化として、現代ドイツ語の複数形や比較級などに今もその痕跡が残っています(例:Mann → Männer、lang → länger)。
現代ドイツ語のウムラウト母音の発音の特徴は以下のとおりです。
- ä(エー変音):日本語の「エ」に近い前舌の音
- ö(オー変音):唇を丸めたまま「エ」を発音するような音
- ü(ウー変音):唇を丸めたまま「イ」を発音するような音
タイプライターやキーボードにウムラウト文字が使えない環境では、ae・oe・ueと代替表記する慣習があります(例:Müller→Mueller)。また音楽の分野では、ヘヴィメタルバンドが「Motörhead」のようにウムラウトを装飾的に使用するケースもあり、これは「メタルウムラウト」とも呼ばれます。
使い方・例文
ドイツ語学習でMünchenやSchröderのような固有名詞を扱う際に必ず登場するのがウムラウトで、正確な発音と表記のために理解が欠かせない記号です。
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