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イヴ・タンギーとは?

いゔたんぎー

イヴ・タンギーは、幻想的な風景と謎めいた有機的形態を描いたことで知られるフランス生まれのシュルレアリスム画家です。

イヴ・タンギー(Yves Tanguy、1900〜1955年)は、フランスパリに生まれ、後にアメリカに移住したシュルレアリスムの代表的画家のひとりです。独学で絵を学び、ジョルジョ・デ・キリコの作品に衝撃を受けて画家を志しました。

タンギーの作品の最大特徴は、遠くまで続く荒涼とした空間に、骨のような、あるいはアメーバのような不思議な生命体が点在する画面構成です。現実の地形を思わせながらも地球上のどこにも存在しない「異星的風景」を描き続けました。色彩は落ち着いたグレーやブルーが多く、見る者に静謐さと不安を同時に与えます。

1938年にシュルレアリスムの中心人物アンドレ・ブルトンとの親交を深め、1939年にアメリカに渡りました。ペギー・グッゲンハイムらのサポートを受けながら制作を続け、コネチカット州ウッドベリーで生涯を終えました。アメリカ時代もシュルレアリスムの精神を保ち、無意識の世界を独自の筆致で描き続けました。

使い方・例文

シュルレアリスム美術の展覧会や図録で、ダリ・マグリットと並んでイヴ・タンギーの作品が紹介されることがあります。

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