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インターシャとは?

いんたーしゃ

インターシャとは、木材や象牙などの異素材組み合わせモザイク状の絵柄や模様を作り出す伝統的な象嵌(ぞうがん)技法のことです。

インターシャ(Intarsia)とは、主に木材を用いて異なる色・木目・材質のピースをパズルのように組み合わせ、絵画的な模様や風景を平面上に作り出す象嵌(ぞうがん)装飾技法です。イタリア語の「intarsio」を語源とし、「はめ込む」という意味を持ちます。

この技法はルネサンス期のイタリアで特に高度な発展を遂げました。15〜16世紀にかけて、教会の聖歌隊席(コーロ)の木製パネルや貴族の書斎の壁面装飾に盛んに用いられ、遠近法を活かした建築物・風景・静物などが精巧に表現されました。

インターシャの制作工程は次のような手順で進みます。

  • 図案をもとに各パーツの形を設計・切り出す
  • 色や木目の異なる木材を組み合わせて絵柄を形成する
  • ピースを台板にはめ込み接着・研磨して仕上げる

類似の技法として「マルケトリー(Marquetry)」がありますが、マルケトリーが薄い突き板(ベニヤ)を貼り合わせるのに対し、インターシャはより厚みのある無垢材を使う点で区別されます。現代では家具・床・装飾品のほか、ニットやクロッシェ(かぎ針編み)の配色技法としても「インターシャ編み」という名称で親しまれています。

使い方・例文

イタリアの古い教会の礼拝堂に行くと、壁面や椅子に異なる色の木材を組み合わせた精緻な風景画のようなインターシャ作品を見ることができます。

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