インクウェルとは?
いんくうぇる
インクウェルとは、万年筆や羽ペンにインクを補充するために使う、インクを入れておく小さな容器のことです。
インクウェル(inkwell)とは、ペンにインクを補充するための小型の容器で、主に万年筆・羽根ペン・つけペンなどと組み合わせて使用されます。「インク壺」とも呼ばれます。
歴史的には、ボールペンが普及する以前の時代に机の上に常備され、文書の作成に欠かせない文具の一つでした。素材はガラス・陶磁器・銀・真鍮など多岐にわたり、アンティークなインクウェルは骨董品としても価値があります。蓋付きのものが多く、インクの乾燥や蒸発を防ぐ設計になっています。
現代のインクウェルは主に以下の用途で使われています。
- 万年筆愛好家がボトルインクを小分けにして使う際のデスクアクセサリー
- カリグラフィー(美しい文字を書くための技法)でつけペンにインクを補充する容器
- イラストレーターや書道家のスタジオツール
- アンティークや文具コレクションの対象
底が狭くなった形状のものはペン先を最後まで浸けやすく、インクを無駄なく使える設計です。近年は文具ブームやカリグラフィーブームとともに、デザイン性の高いインクウェルへの関心が再び高まっています。
使い方・例文
「カリグラフィーの練習では、インクウェルにインクを少量入れてつけペンで書いている」というように、ペン習字や万年筆使用時に登場する道具です。
この用語をシェア
最終更新: