イエナプラン教育とは?
いえなぷらんきょういく
イエナプラン教育とは、異年齢の子どもが協働しながら学ぶオランダ発の学校教育モデルで、個の尊重と対話を重視します。
イエナプラン教育(Jenaplan)は、ドイツの教育学者ペーター・ペーターゼン(Peter Petersen)が1920年代にイエナ大学の付属実験学校で始めた教育モデルを起源とし、その後オランダで独自に発展した学校教育の方式です。現在はオランダに200校以上が存在し、日本でも2019年に長野県の公立小学校が導入して注目を集めました。
イエナプラン教育の中心にあるのは「20の原則」と呼ばれる理念です。主な特徴は以下のとおりです。
- 異年齢グループ(ファミリーグループ):3学年程度の異年齢の子どもが一つのクラスで学び、教え合いや年齢を超えた関わりを促進する
- 4つの基本活動:対話・遊び・仕事(個人・共同学習)・催し(行事)をサイクルとして組み込む
- 子どもの自律:子ども自身が学習計画を立て、自分のペースで進める
- サークルタイム(輪になって話し合う時間):意見や気持ちを対等に共有する場を毎日設ける
評価は競争的な順位づけではなく、子ども一人ひとりの成長の記録として行われます。詰め込みやテスト重視の教育への代替として世界的に関心が高まっており、OECD教育の指標としても参照される革新的な教育モデルです。
使い方・例文
イエナプランの教室では、1年生から3年生がともに学び、上の学年の子が下の学年の子に算数を教える「教える学び」を通じて、双方の理解が深まります。
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