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アンドリュー・ハクスリーとは?

あんどりゅーはくすりー

アンドリュー・ハクスリーは、神経インパルスの伝導機構を数理モデルで解明し、1963年のノーベル生理学・医学賞を受賞したイギリスの生理学者です。

アンドリュー・フィールディング・ハクスリー(1917〜2012)は、イギリスロンドン出身の生理学者で、作家オルダス・ハクスリーの異母弟にあたります。ケンブリッジ大学ロンドン大学で長年研究に従事し、神経細胞の電気的活動の仕組みを解明した研究で歴史的な功績を残しました。

ハクスリーの最大の業績は、アラン・ホジキンとの共同研究によって確立したホジキン=ハクスリーモデルです。イカの巨大軸索を用いた精密な電気生理実験により、神経インパルス(活動電位)の発生と伝導がナトリウムイオン・カリウムイオンの膜透過性変化によって説明できることを明らかにしました。さらにこの現象を微分方程式で記述した数理モデルは、現在も神経科学・計算神経科学の基礎として用いられています。

この研究により1963年のノーベル生理学・医学賞をホジキンおよびジョン・エクルズとともに受賞しました。

筋肉収縮の分野でも先駆的な業績があります。

  • 筋収縮の「滑り説(スライディング・フィラメント理論)」の提唱(ハンス・ハクスリーと独立に)
  • 電子顕微鏡を用いた筋節の構造解析
  • 筋収縮と神経刺激の連関機構の解明

ハクスリーは王立協会の会長も務めるなど科学界のリーダーとしても活躍し、生理学・生物物理学の発展に多大な影響を与えました。

使い方・例文

生物・生理学の授業で神経の活動電位を説明するときに「ホジキン=ハクスリーモデル」として登場するほか、筋収縮の滑り説の提唱者としても紹介されます。

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