アンテナ利得とは?
あんてながいとく
アンテナ利得とは、基準アンテナと比較したときの特定方向への電波放射・受信効率の比であり、アンテナの指向性能を示す指標です。
アンテナ利得とは、基準となるアンテナ(等方性アンテナや半波長ダイポールアンテナ)と比べて、特定方向への電波を何倍強く放射・受信できるかを示す値です。単位はdBi(等方性アンテナ基準)またはdBd(ダイポール基準)で表されます。
アンテナ利得が生まれる仕組みは、アンテナの形状や構造によって電波の放射パターンを特定方向に集中させることにあります。電力の総量は変わらないため、指向性を高めることで特定方向の強度を増すという原理です。
- アンテナの形状・素子数(八木アンテナの素子数を増やすと利得が上がる)
- 開口面積(パラボラアンテナは大きいほど高利得)
- 放射パターンの集中度合い
高利得アンテナは特定方向との通信を強化できる反面、ビームが狭くなるため向きの調整が重要になります。衛星通信・レーダー・基地局アンテナなど、遠距離・特定方向との通信で特に重視される指標です。
使い方・例文
衛星放送受信用のパラボラアンテナは高いアンテナ利得を持ち、遠く離れた衛星からの微弱な電波を効率よく集めることができます。
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