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アレクサンドル・ソルジェニーツィンとは?

あれくさんどるそるじぇにーつぃん

アレクサンドル・ソルジェニーツィンとは、ソ連の強制収容所体験をもとにした告発文学で世界に衝撃を与え、ノーベル文学賞を受賞したロシアの作家です。

アレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918〜2008年)は、20世紀を代表するロシアの作家・思想家です。第二次世界大戦中にスターリン批判の書簡を書いたとして逮捕され、強制労働収容所(グラーグ)で8年間を過ごしました。この体験が後の創作活動の根幹となります。

1962年に発表した中編小説イワン・デニーソヴィチの一日』は、収容所の一日を淡々と描き、ソ連の言論統制下で異例の公表が認められた作品です。続く長編『ガン病棟』や『煉獄のなかで』でも体制批判の筆を緩めず、当局との対立を深めました。1973年に西側で刊行された大著『収容所群島』は、スターリン時代の政治的弾圧と収容所制度の実態を膨大な証言と資料によって告発したもので、世界的センセーションを巻き起こしました。

1970年にノーベル文学賞を受賞しましたが、ソ連政府の圧力により授賞式への出席はできませんでした。1974年にはソ連国籍を剥奪されてスイスへ、その後アメリカへと亡命。ソ連崩壊後の1994年に帰国し、晩年はロシアで活動を続けました。

彼の作品は単なる体験記にとどまらず、人間の尊厳と道徳的責任を問う普遍的な文学として高く評価されています。ロシア正教の信仰と民族主義的な思想も、その著述に色濃く反映されています。

使い方・例文

世界史や現代文学の授業で「全体主義政権下の作家」として取り上げられることが多く、『収容所群島』は20世紀の政治文学を語る上で欠かせない一冊として紹介されます。

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