アリスティデスとは?
ありすてぃです
アリスティデスは、古代アテナイの政治家・将軍で、その公正な人柄から「公正者」と称えられた人物です。
アリスティデス(紀元前530年頃〜紀元前468年頃)は、古代ギリシャのアテナイで活躍した政治家・将軍です。「公正者(ホ・ディカイオス)」という異名で知られ、古代においても現代においても高潔な政治家の象徴的存在として語り継がれています。
ペルシャ戦争期に重要な役割を果たし、マラトンの戦い(紀元前490年)では10人の将軍の一人として参戦しました。その後、政敵テミストクレスとの対立が激化し、紀元前482年頃に陶片追放(オストラキスモス)によりアテナイから追放されました。陶片に自分の名前を書くよう見知らぬ市民に頼まれた際も穏やかに対応したという逸話は、彼の公正さを示す有名なエピソードです。
しかしペルシャ軍の再侵攻に際して召還され、プラタイアイの戦い(紀元前479年)ではアテナイ軍を指揮してペルシャに勝利しました。また、デロス同盟の結成(紀元前478〜477年頃)においても各ポリスの分担金を公正に査定する役を担い、同盟の基礎づくりに貢献しました。
プルタルコスの「対比列伝」においてアリスティデスの伝記が記されており、古代人が理想とした政治家像を伝える貴重な資料となっています。清廉で私腹を肥やさなかったとされる彼の生き方は、政治倫理を論じる文脈でたびたび引用されます。
使い方・例文
民主主義や政治倫理を学ぶ授業や書籍では、陶片追放の逸話とともにアリスティデスの名が登場することがあります。
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