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アムステルダム運河環とは?

あむすてるだむうんがかん

アムステルダム運河環とは、17世紀にオランダの黄金時代に計画的に掘削されたアムステルダム旧市街の同心円状の運河網で、ユネスコ世界遺産に登録されています。

アムステルダム運河環(オランダ語:Grachtengordel)は、オランダの首都アムステルダム旧市街を取り囲む同心円状の運河群とその沿岸地区を指します。2010年にユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されました。

この運河網が建設されたのは17世紀前半のことです。当時のオランダは「オランダの黄金時代」と呼ばれる最盛期を迎えており、東インド会社(VOC)を中心とした海上貿易で急速に富を蓄積していました。増大する人口と商業活動に対応するため、アムステルダム市は1613年から段階的に大規模な都市拡張計画を実施し、外側へ向けて半円弧を描く形で3本の主要運河を掘り開きました。

3本の主要運河は内側から順に次の通りです。

  • ヘーレン運河(紳士の運河):富裕な商人が居住した高級地区
  • ケイゼルス運河(皇帝の運河):幅が広く、豪壮な邸宅が並ぶ
  • プリンセン運河(王子の運河):比較的庶民的な用途も担った

これらの運河沿いには切妻屋根(ステップゲーブル)が特徴的なレンガ造りの商人邸宅が建ち並び、今日でも当時の都市景観を色濃く残しています。現在も市内を縦横に走る約165本の運河と約1500の橋がアムステルダムの象徴的な景観を形成しており、観光地としても世界的に人気が高い場所です。

使い方・例文

アムステルダム観光でボート遊覧に乗ると、17世紀の商人が暮らした邸宅が運河沿いに整然と並ぶ光景を間近に見ることができます。

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