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アゼライン酸とは?

あぜらいんさん

アゼライン酸とは、小麦などの穀物に含まれる天然由来のジカルボン酸で、スキンケア成分として皮脂分泌の調整やニキビ・色素沈着の改善に効果があるとされる化合物のことです。

アゼライン酸(Azelaic acid)は炭素数9のジカルボン酸で、小麦大麦ライ麦などの穀物に自然に含まれる有機酸です。化粧品・医薬品の有効成分として用いられ、主に皮膚科領域で注目されています。

皮膚への作用機序はいくつかあります。まず抗菌作用として、ニキビの原因菌であるアクネ菌(Cutibacterium acnes)の増殖を抑制します。次に角化異常の正常化として、毛穴の角栓形成を抑えてコメド(白ニキビ・黒ニキビ)の予防につながります。またメラニン合成の抑制として、チロシナーゼ酵素の働きを阻害することで色素沈着・肝斑の改善にも効果を発揮します。

アゼライン酸が有効とされる主な肌トラブルは以下の通りです。

  • ニキビ(尋常性ざ瘡)
  • ニキビ痕・炎症後色素沈着
  • 肝斑・くすみ
  • 酒さ(ロサセア)の赤みや炎症

一般的に刺激が少なく妊娠中でも使用可能とされる場合が多いことから、敏感肌にも選択されやすい成分です。医薬品グレードでは15〜20%濃度のクリームが処方されることがあり、化粧品では低濃度での配合が多く見られます。継続使用により効果が現れやすく、急激な刺激が少ない点が特徴です。

使い方・例文

ニキビ跡の色素沈着に悩んでいたところ、アゼライン酸配合の美容液を皮膚科医に勧められた。数週間継続して使用するうちに赤みや色ムラが徐々に薄くなっていった。

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