ろ紙とは?
ろし
ろ紙とは、ろ過操作で液体と固体を分離するために使う多孔質の専用紙で、理科実験の基本的な消耗品です。
ろ紙(filter paper)は、細かな穴(孔)が均一に開いた特殊な紙で、液体は通過させながら固体粒子を捕捉する性質を持ちます。パルプを原料とし、一般の紙より純度が高く、化学薬品に対してある程度の耐性があります。
使い方は、ろうとの内側に合わせて4つ折りにしてセットし(1枚を半分に折り、さらに折って円錐形にする)、液体を上から注ぎます。孔の大きさ(細孔径)によって分離できる粒子のサイズが異なり、用途に合わせて粗・中・細などのグレードが存在します。
ろ紙の主な特徴は以下のとおりです。
- 孔径が均一で再現性の高い分離が可能
- 酸・アルカリに比較的強い
- 定量用ろ紙は灰分がほぼゼロで重量測定にも使える
- 使い捨てのため交差汚染を防げる
学校の理科実験での泥水ろ過から、研究室での沈殿回収、食品・製薬工場でのろ過工程まで幅広く使われています。コーヒーフィルターもろ紙の原理を応用したものです。
使い方・例文
塩化銀の白色沈殿が生じた溶液をろ紙に通すと、沈殿がろ紙上に残り透明な溶液だけが下に落ちてきます。
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