おばんですとは?
おばんです
「おばんです」とは、東北地方や北海道などで使われる方言の挨拶で、「こんばんは」にあたる表現です。
「おばんです」は、主に東北地方(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)や北海道で用いられる夕方から夜にかけての挨拶表現です。標準語の「こんばんは」に相当し、地域によって「おばんでございます」「おばんでした」など丁寧な形でも使われます。
語源については諸説ありますが、「お晩(おばん)」=「良い晩」を意味するという説が有力です。古語の「ばん(晩)」に丁寧の接頭語「お」が付き、地域独自の変化を経たと考えられています。
現代では標準語化が進んでいるため、若い世代ではあまり使われなくなっていますが、年配者や地方のコミュニティでは日常的に聞かれます。また、東北の方言に親しみを感じる人々が意図的に使う場合もあり、地域のアイデンティティを示す言葉としての側面も持ちます。
「おばんです」の特徴的な点は、単なる挨拶を超えて、相手への親しみや地域共同体への帰属感を表す表現でもあることです。観光地や郷土色を打ち出した施設のスタッフが使うなど、地域文化の象徴としても機能しています。
使い方・例文
「居酒屋の大将が常連客に『おばんです、今日も来てくれたね』と声をかけた」のように、夕方以降の対面挨拶で使われます。
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