TURNとは?
たーん
TURNとは、NATやファイアウォール越しにリアルタイム通信を行う際、中継サーバーを経由してデータを転送するためのネットワークプロトコルです。
TURN(Traversal Using Relays around NAT)は、WebRTCなどのリアルタイム通信技術において、NAT(ネットワークアドレス変換)やファイアウォールの制限によってP2P(ピア・ツー・ピア)の直接通信ができない場合に使用される中継プロトコルです。
インターネット上の多くの端末はプライベートIPアドレスを持ち、NATデバイスを経由して外部と通信しています。WebRTCではまずSTUN(Session Traversal Utilities for NAT)を使って直接接続を試みますが、対称型NATや厳しいファイアウォール環境では直接通信が確立できないことがあります。そのような場合にTURNサーバーが中継役として機能します。
TURNの仕組みは以下の通りです。
- クライアントがTURNサーバーに接続しリレーアドレスを取得する
- 通信相手にリレーアドレスを通知する
- 両者がTURNサーバーを経由してデータをやり取りする
直接通信に比べてサーバーを経由するため遅延が生じたりコストが高くなりますが、接続の確実性が高まります。WebRTCを使うビデオ通話・オンライン会議・ゲームなどのサービスでは、ICE(Interactive Connectivity Establishment)フレームワークの中でTURNが重要な役割を担っています。
使い方・例文
「ビデオ会議アプリでP2P通信がファイアウォールに阻まれた場合、TURNサーバーが中継することで映像・音声のやり取りを可能にします。」のように、WebRTCの技術解説やネットワーク設定の文脈で登場します。
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