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SLOとは?

えすえるおー

SLOとは、サービスの信頼目標を定量的に示した指標で、SLIで測定した実績がSLAの約束を守るための内部目標値として設定されます。

SLO(Service Level Objective:サービスレベル目標)は、サービスの信頼性や品質に関する内部目標値です。Googleが提唱したSRE(Site Reliability Engineering)の考え方の中核に位置し、SLI・SLO・SLAの三つの概念セットで運用されます。

三つの概念の関係を整理すると次の通りです。

  • SLI(Service Level Indicator):実際に測定する指標。例:リクエスト成功率・レイテンシ・エラーレート
  • SLO(Service Level Objective):SLIが満たすべき目標値。例:「成功率99.9%以上を月間で維持する」
  • SLA(Service Level Agreement):顧客との契約上の合意。SLOより若干低めに設定し、違反時のペナルティを定める

SLOはエラーバジェット(error budget)の概念と密接に結びついています。たとえば月間SLOが99.9%であれば、許容できる停止時間は月間約43分です。この「使える余裕」がエラーバジェットで、残量に応じて新機能リリースの速度やリスク許容度を判断します。バジェットが豊富ならリリースを加速し、枯渇しそうならリリースを抑制して信頼性改善に注力するというサイクルです。

SLOは開発チームと運用チームの共通言語として機能し、「どこまでの停止が許容されるか」を明確にすることで過剰なオンコール対応を避け、組織の持続的なサービス運用を支えます。クラウドネイティブな開発環境やマイクロサービス構成において特に重要視されます。

使い方・例文

「月間の可用性SLOを99.95%に設定し、エラーバジェットが50%を切ったら新機能のデプロイを一時停止する」といったSRE運用ルールを定める際にSLOが登場します。

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