NVMeとは?
えぬぶいえむいー
NVMeとは、SSDなどのフラッシュストレージをPCIeバスに直接接続するための高速インターフェース規格です。
NVMe(Non-Volatile Memory Express)は、フラッシュメモリを搭載したストレージデバイスとコンピュータのCPU・メモリを結ぶPCI Express(PCIe)バスを直接利用するための通信プロトコル・インターフェース規格です。2011年に策定され、従来のSATA規格やAHCIプロトコルが抱える帯域幅とコマンドキューの制約を根本から見直しました。
従来のAHCIプロトコルはコマンドキューが最大32個でしたが、NVMeでは最大65,535個のキューにそれぞれ65,535コマンドを格納できます。この設計により、CPUと低レイテンシのNANDフラッシュ間の通信効率が飛躍的に向上しました。代表的なNVMe SSDはSATAの最大約600MB/sを大きく超え、読み込み速度が3,000MB/sから7,000MB/s以上に達する製品も珍しくありません。
NVMeの主な接続形態には次のものがあります。
- M.2スロット:ノートPCやデスクトップのマザーボードに直接装着する小型フォームファクター
- PCIeアドインカード:拡張スロットに取り付ける形式
- U.2・U.3コネクタ:エンタープライズ向けの2.5インチフォームファクター
データセンターや高性能ワークステーションでは、大量の小さなランダムアクセスが発生するデータベース処理や動画編集のプロジェクト保存に活用されています。コンシューマ向けでもゲームのロード時間短縮や大容量ファイルの転送高速化に貢献しており、現在では多くのPCにおいてSATAに代わる標準的な選択肢となっています。
使い方・例文
新しいノートPCのスペック表に「NVMe M.2 SSD 1TB」と記載されている場合、そのストレージはPCIeバス直結の高速フラッシュドライブであることを示しています。
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