NPT再検討会議とは?
えぬぴーてぃーさいけんとうかいぎ
NPT再検討会議とは、核兵器の拡散を防ぐ条約(NPT)の実施状況を5年ごとに加盟国が集まって検討する国際会議です。
NPT再検討会議とは、「核兵器の不拡散に関する条約」(Nuclear Non-Proliferation Treaty、NPT)に基づき、5年に一度開催される加盟国による国際会議です。正式名称は「NPT運用検討会議」とも呼ばれます。核軍縮・核不拡散・原子力の平和利用という条約の三本柱に沿って各国の取り組みを評価し、今後の方針を議論することを目的としています。
NPTは1970年に発効した国際条約で、米国・ロシア・英国・フランス・中国の5か国のみを「核兵器国」として認め、その他の加盟国(非核兵器国)が核兵器を保有しないことを定めています。核兵器国には核軍縮交渉を誠実に進める義務があり、非核兵器国には原子力の平和利用の権利が認められています。
再検討会議の主な議題は以下の通りです。
- 核兵器国による核軍縮の進捗評価
- 新たな核保有国(北朝鮮など)への対応
- 核不拡散体制の強化策
- 原子力の平和利用に関する国際協力
会議は全会一致での最終文書採択を目指しますが、核兵器国と非核兵器国の利害対立から合意に至らないケースも多く、2005年・2022年の会議では最終文書が採択されませんでした。広島・長崎への原爆投下を経験した日本は、NPT体制の堅持と核軍縮の推進を一貫して訴える立場をとっています。
使い方・例文
NPT再検討会議は国際ニュースで「核軍縮交渉」「核兵器禁止条約との関係」などが議題になるときに言及されることが多く、核保有国と非保有国の意見対立を象徴する場として報道されます。
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