MPCとは?
えむぴーしー
MPCとは、コンピューターを用いて音楽の制作・演奏・プロデュースを行うための機器・手法の総称です。
MPC(エムピーシー)とは、主に音楽制作の文脈で使われる略語で、「Music Production Controller」または「MIDI Production Center」の略称として知られています。元来はAKAI Professional社が1980年代後半に発売したサンプラー内蔵のビートメイクマシン「MPC60」に由来する名称で、以降この製品シリーズは音楽制作機器の代名詞的存在となりました。
MPCの中核機能は、録音した音声(サンプル)をパッドと呼ばれるボタンで演奏・組み合わせ、ビートやトラックを構築することです。直感的なパッド操作によりリズムやメロディーをリアルタイムで入力できるため、ヒップホップ、R&B、電子音楽などのジャンルで特に広く普及しました。
IT・テクノロジーの分野では、MPCは「Massively Parallel Computing(大規模並列計算)」や「Multi-Party Computation(多者間計算)」を指すこともあります。多者間計算のMPCは、複数の参加者がそれぞれのデータを秘匿したまま共同で計算を行う暗号技術として、近年プライバシー保護技術として注目されています。
いずれの意味においても、MPCは複数の要素を組み合わせて処理する「統合型の仕組み」を表す点が共通しており、その用途や文脈によって意味が異なる点には注意が必要です。
使い方・例文
「プロデューサーはMPCを使ってビートを組み上げ、楽曲のバックトラックを完成させた。」音楽スタジオやビートメイカーの機材として、またIT系の文脈では暗号技術の説明で登場します。
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