LLDBとは?
えるえるでぃーびー
LLDBとは、LLVMプロジェクトが開発した高性能なデバッガで、C・C++・Objective-C・Swiftなどのプログラムのデバッグに使用されます。
LLDB(LLVM Debugger)とは、LLVMコンパイラ基盤プロジェクトの一部として開発されたデバッガ(プログラムの不具合を探して修正するためのツール)です。macOSおよびiOS向けの標準デバッガとしてXcodeに統合されており、Linux・FreeBSDでも利用可能です。
LLDBの主な特徴は以下のとおりです。
- LLVM/Clangとの高い親和性:LLVMのコンパイラ技術(デバッグ情報・型システム)をフル活用し、正確な変数の型評価や式の評価が可能
- Python拡張API:Pythonスクリプトでカスタムコマンドやデバッグ処理の自動化が行える
- Swift対応:AppleがSwift言語の公式デバッガとして採用しており、SwiftのREPL機能も統合
- マルチスレッド対応:複数スレッドの状態を個別に制御・検査できる
LLDBはGDB(GNU Debugger)と同様のブレークポイント設定・ステップ実行・メモリ検査・スタックトレース表示などの基本機能を持ちながら、よりモダンなアーキテクチャで設計されています。コマンド体系はGDBとは異なり、より統一された構文を採用しています。
Xcodeのデバッグコンソールで使われるほか、ターミナルから単独で起動してコマンドラインベースのデバッグを行うこともできます。組み込みシステム・ゲーム開発・セキュリティ研究など幅広い分野でも活用されています。
使い方・例文
「Xcodeでアプリの実行中にブレークポイントが止まった際、LLDBコンソールに『po someVariable』と入力してオブジェクトの内容を確認した」というように、iOSやmacOSアプリの開発デバッグ作業で登場します。
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