LDAPとは?
えるだっぷ
LDAPとは、ネットワーク上のユーザー情報やリソース情報を管理・検索するための軽量なディレクトリサービスプロトコルです。
LDAPは「Lightweight Directory Access Protocol」の略で、ネットワーク上のディレクトリサービスにアクセスするための標準プロトコルです。1990年代にX.500ディレクトリサービスを軽量化したものとして開発され、現在はRFC 4511などで標準化されています。
ディレクトリサービスとは、ユーザーアカウント・グループ・コンピュータ・プリンタなどの情報を階層的なツリー構造(DIT:Directory Information Tree)で管理するデータベースのことです。LDAPはこのディレクトリに対してデータの検索・追加・変更・削除を行うための手順(プロトコル)を定義しています。
企業システムでは、社員のIDとパスワードを一元管理し、複数のシステムへのシングルサインオン(SSO)を実現するために広く使われています。代表的な実装としてはMicrosoftの「Active Directory」やオープンソースの「OpenLDAP」があります。
LDAPの主な特徴は次のとおりです。
- 階層的なツリー構造でデータを整理
- 読み取り操作に最適化されており、検索が高速
- 標準化されているため異なるシステム間で連携しやすい
- TLSを組み合わせたLDAPS(セキュア版)も広く利用される
使い方・例文
企業の社内ネットワークで、従業員がひとつのIDとパスワードでメール・社内ポータル・VPNなど複数のサービスにログインできる仕組みを実現する際にLDAP(またはActive Directory)が使われています。
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