DVB-T2とは?
でぃーぶいびーてぃーつー
DVB-T2とは、欧州を中心に普及している地上デジタルテレビ放送規格「DVB-T」の第2世代版で、伝送効率と画質が大幅に向上しています。
DVB-T2(Digital Video Broadcasting - Terrestrial 2nd Generation)は、欧州のデジタル放送標準化団体DVBが策定した地上デジタルテレビ放送の第2世代規格です。2008年に仕様が確定し、その後英国をはじめ欧州各国や一部のアジア・アフリカ諸国で採用が進んでいます。
第1世代のDVB-Tと比較したDVB-T2の主な改良点は以下の通りです。
- 変調方式の高度化:最大256QAMを採用し、同一帯域でより多くのデータを伝送
- 誤り訂正の強化:LDPCとBCHを組み合わせた強力な符号化により受信安定性が向上
- 伝送容量の増大:同一の6MHzまたは8MHz帯域でDVB-Tの約50%以上の伝送レート向上
- マルチPLP対応:複数の物理レイヤーパイプで異なるサービスに最適化した伝送が可能
この高伝送効率により、既存の電波帯域内でHD放送(フルHD・4K)の多チャンネル化が実現しやすくなっています。日本の地上デジタル放送はISDB-Tという独自規格を採用しているため、DVB-T2対応機器はそのままでは日本の放送を受信できません。しかしPCや汎用受信機でDVB-T2対応チューナーを使って欧州放送を視聴する用途では、技術的な関心が高い層にとって重要な規格です。
使い方・例文
ヨーロッパ旅行中にホテルのテレビで地上波を受信したり、欧州のデジタル放送を受信するためのUSBチューナーを購入する際に「DVB-T2対応」という表記が判断基準として使われます。
この用語をシェア
最終更新: