CVEとは?
しーぶいいー
CVEとは、ソフトウェアやシステムに存在するセキュリティ上の脆弱性に一意のID番号を付与して管理する国際的な共通識別体系です。
CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)は、ソフトウェアやハードウェアに発見されたセキュリティ上の脆弱性を、世界共通の識別番号で管理するための体系です。米国の非営利研究機関MITREが管理し、米国国立標準技術研究所(NIST)のNational Vulnerability Database(NVD)と連携して運用されています。
CVEの識別番号は「CVE-年号-連番」という形式で表記されます(例:CVE-2021-44228)。この番号が付与されることで、同じ脆弱性について世界中のセキュリティ研究者・ベンダー・ユーザーが共通の言葉で語り合えるようになります。
CVEの重要性は以下の点にあります。
- 脆弱性情報の標準化により、情報共有と対策が迅速化される
- 脆弱性スキャナや侵入テストツールがCVE番号を基準に検査できる
- CVSS(共通脆弱性評価システム)スコアと組み合わせて深刻度を定量化できる
- パッチ適用の優先順位付けに活用できる
新たな脆弱性が発見されると、CVE番号を付与する権限を持つ機関(CNA:CVE Numbering Authority)が審査・採番を行います。ベンダーや研究機関がCNAとして認定されているケースも多く、Apache Software FoundationやMicrosoftなども自社製品の脆弱性についてCVE番号を付与しています。セキュリティ担当者にとってCVEは日常的に参照する重要な情報源です。
使い方・例文
「CVE-2021-44228(Log4Shell)」のように、広く使われるライブラリに深刻な脆弱性が発見された際、CVE番号があることで世界中のシステム管理者が同じ問題を指して情報を共有し、迅速にパッチ適用の優先度を判断できます。
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