285系とは?
にひゃくはちじゅうごけい
285系とは、東京〜高松・出雲市間を結ぶ夜行特急「サンライズ瀬戸・出雲」専用に製造された寝台電車で、日本唯一の定期運行寝台特急に使われている車両のことです。
285系は、1998年(平成10年)にJR東海・JR西日本が共同で開発・製造した特急形寝台電車です。東京駅と高松駅を結ぶ「サンライズ瀬戸」、および東京駅と出雲市駅を結ぶ「サンライズ出雲」専用車両として設計されました。
最大の特徴は「個室寝台」に特化した設計です。従来の開放式B寝台(いわゆる三段式ベッド)を廃止し、全室個室化を実現しました。主なシートクラスは以下のとおりです。
- シングルデラックス:ミニシャワー付きの最上位個室
- シングル:標準的な一人用個室
- ソロ:2層構造の小型個室(コンパクトで割安)
- サンライズツイン:二人用個室
- ノビノビ座席:座席車扱いながら横になれるカーペット車
電源方式はJR東海区間(直流)とJR西日本区間(直流・交流)をまたがるため、交直両用設計となっています。最高速度は130km/hで、夜間の東海道本線・山陽本線・伯備線・予讃線などを走行します。
国鉄・JRを通じて長らく運行されてきた伝統的な寝台特急が次々と廃止されるなか、285系は日本で唯一残る定期運行の寝台特急として特別な地位を占めており、「寝台列車の最後の砦」とも称されています。
使い方・例文
「サンライズ出雲のシングル個室に乗って、東京から一夜明けたら山陰の海が見えた」のように、夜行寝台旅の体験記で285系は頻繁に登場します。
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