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黒田清輝とは?

くろだせいき

黒田清輝は、明治時代に活躍した日本の洋画家で、フランスで学んだ印象派の光と色彩を日本絵画に導入し、近代洋画の父と称される人物です。

黒田清輝(くろだせいき、1866〜1924年)は、鹿児島県出身の洋画家・美術教育家です。明治時代フランスへ留学し、アカデミックな画風と印象派影響を受けた外光派(プレイン・エアー)の技法を修得しました。帰国後は明るい色調と光の表現を日本に持ち込み、それまでの暗いトーンが主流だった日本洋画に革新をもたらしました。

黒田の代表作には『湖畔』『読書』『舞妓』などがあります。とりわけ『湖畔』(1897年)は近代日本洋画の名作として名高く、東京国立博物館に所蔵されています。

黒田清輝が日本美術史に与えた影響は絵画技法にとどまりません。

  • 東京美術学校(現・東京藝術大学)の洋画科設立に尽力し、多くの後進を育成
  • 白馬会を設立し、日本洋画の普及と展覧会文化の定着に貢献
  • 文部省美術展覧会(文展)の整備に携わり、日本美術行政にも関与
  • 貴族院議員として政策面からも美術振興を支援

「近代日本洋画の父」と呼ばれる黒田清輝の功績は絵画表現の変革にとどまらず、美術教育・展覧会制度・美術行政という多方面にわたっており、明治以降の日本美術の基盤を形成した人物として高く評価されています。

使い方・例文

「黒田清輝が描いた『湖畔』は、明治洋画を代表する名作として美術の教科書にも掲載されている」のように、日本美術史や洋画の解説で登場します。

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