鶴の一声とは?
つるのひとこえ
鶴の一声とは、多くの人が議論している場で、権威ある人物がひと言発することで物事が決まってしまうことを表す慣用句です。
「鶴の一声(つるのひとこえ)」とは、議論や話し合いの場において、権威や地位をもつ人物がひと言発するだけで、それまでの議論が一気に収束し物事が決定してしまう状況を表す日本語の慣用句です。
鶴は日本において古くから長寿・吉祥・高貴さの象徴とされてきた鳥であり、その鳴き声は遠くまで響き渡る力強さをもちます。こうした鶴のイメージが、周囲を圧倒する権威者の発言に結びつき、この表現が生まれたと考えられています。
慣用句として使われる場面にはいくつかのパターンがあります。
- 会議で意見が割れていたが、社長の鶴の一声で方針が決まった
- 家庭内の議論が父親のひと言で解決された
- 長年の懸案事項が上位役職者の発言で突然動き出した
この表現は必ずしも肯定的なニュアンスだけではなく、「民主的な議論が尊重されなかった」という批判的な文脈で使われることもあります。現代の組織運営・意思決定の場で頻繁に引用される慣用句であり、日本の権威主義的な意思決定文化を示す言葉としても議論されます。
使い方・例文
会議で賛否が拮抗していたプロジェクトも、部長の「これで行こう」という鶴の一声で採用が決まった、というような場面で使われます。
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