高行健とは?
がおしんじぇん
高行健(ガオ・シンジエン)は、中国出身のフランス在住の作家・劇作家で、2000年にノーベル文学賞を受賞した人物です。
高行健(Gao Xingjian、1940年生まれ)は、中国江西省出身の作家・劇作家・画家で、現在はフランス国籍を持ちます。2000年にノーベル文学賞を受賞し、中国語を母語とする作家として初の受賞者となりました。
北京語言学院で卒業後、文化大革命期には農村に下放された経験を持ちます。1980年代に北京人民芸術劇院の劇作家として前衛的な戯曲を発表し、中国の演劇界に新たな風を吹き込みましたが、その作品は当局から批判を受けることもありました。1987年にフランスへ移住し、その後フランス国籍を取得しています。
代表作として長編小説『霊山』(1990年)と『ある男の聖書』(1999年)があります。『霊山』は中国南部の旅を題材にした実験的な作品で、一人称・二人称・三人称の語りが複雑に絡み合う独特の文体で書かれています。ノーベル賞選考委員会はその作品を「普遍的な価値、痛切な洞察、言語的な巧みさ」と評価しました。
その受賞は中国政府から政治的な問題があるとして批判されましたが、世界的には検閲や政治的圧力に抗した文学的自由の象徴として高く評価されています。
使い方・例文
「ノーベル文学賞の受賞者を調べる際や、中国語文学・亡命文学を研究するコンテキストで高行健の名前が登場します。」
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