高田賢三とは?
たかだけんぞう
高田賢三は日本人として初めてパリのファッション界で国際的成功を収めたファッションデザイナーで、KEMZOブランドの創始者です。
高田賢三(1939〜2020年)は兵庫県姫路市生まれのファッションデザイナーです。文化服装学院を卒業後、1965年にフランスへ渡り、1970年にパリのギャルリー・ヴィヴィエンヌに自身のブティックを開店しました。これが後に世界的なブランドとなる「ケンゾー(KENZO)」の始まりです。
高田賢三のデザインは、日本の伝統的な色彩感覚や民族衣装のモチーフを西洋のファッションに融合させた点が革新的でした。直線的な和装の裁断法をフランスファッションに取り入れ、大胆な花柄・民族柄・鮮やかな色の組み合わせで当時のパリ・コレクションに新風を吹き込みました。
ケンゾーブランドの特徴と業績を以下に挙げます。
- 民族衣装や世界各地の伝統柄をモードに昇華させた多文化的アプローチ
- スポーティさと優雅さを兼ね備えた着やすいスタイルの提案
- フラワーモチーフの多用とポップな配色による独自のブランドイメージ
- 香水「フラワー バイ ケンゾー」(2000年)は世界的なロングセラーとなる
1999年にブランドをLVMHグループに売却した後は表舞台から退き、絵画や演劇など芸術活動へ転じました。2020年に新型コロナウイルスにより81歳で逝去。日本人デザイナーがパリで成功した先駆けとして、その功績は日本ファッション史においても特別な意義を持ちます。
使い方・例文
ファッション史の文脈では、高田賢三はパリで国際的成功を収めた最初の日本人デザイナーとして必ず名前が挙がります。
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