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飯高茂とは?

いいたかしげる

飯高茂とは、20世紀後半から21世紀にかけて活躍した日本の数学者で、代数幾何学の分野における極小モデル理論の構築に中心的な役割を果たした人物です。

飯高茂(いいたか しげる、1938〜)は、日本数学者で、東京大学を拠点に代数幾何学の研究を牽引しました。学習院大学などでも教鞭を執り、日本の代数幾何学の発展に大きく貢献しました。

飯高の最も重要な業績は、代数多様体の双有理幾何学における「飯高次元(Kodaira次元の一般化)」と、飯高プログラムと呼ばれる研究指針の提唱です。飯高次元は代数多様体の複雑さを測る不変量で、多様体の分類理論において基本的な道具となっています。

飯高プログラムは、代数多様体を最も単純な「極小モデル」へと変換することを目指す研究計画で、後に森重文らが極小モデル理論として発展・完成させ、森が1990年にフィールズ賞を受賞する基礎となりました。飯高の先駆的な思想なくして森の業績はなかったとも言われています。

著書には代数幾何学の教科書として広く使われているものがあり、日本語での数学教育にも多大な貢献をしています。その研究姿勢と問題設定の鋭さは、後続の世代の代数幾何学者に深い影響を与え続けています。

使い方・例文

代数幾何学の講義や教科書で「飯高次元」「飯高プログラム」として言及される場面、また極小モデル理論の歴史的発展を解説する文章に登場します。

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