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防災科学技術研究所とは?

ぼうさいかがくぎじゅつけんきゅうじょ

防災科学技術研究所とは、地震・豪雨・火山噴火などの自然災害から人命と社会を守るための科学技術研究を行う、日本の国立研究開発法人です。

防災科学技術研究所(National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience、略称:NIED)は、自然災害の軽減・防止に関わる科学技術の研究開発を専門とする日本の国立研究開発法人です。文部科学省が所管し、茨城県つくば市に本部を置いています。1963年に設立された国立防災科学技術センターを前身とし、現在の形に改組されました。

主な研究分野と活動は以下のとおりです。

  • 地震・地震動の観測・予測・被害評価(全国に張り巡らされた観測網の運用)
  • 豪雨・洪水・土砂災害のメカニズム解析と早期警戒
  • 雪氷・寒冷地災害の研究(新庄雪氷環境実験所など)
  • 火山噴火の監視・予測技術の開発
  • 防災情報プラットフォームの整備と社会への提供

特に注目される成果としては、全国約1,000か所以上に設置された強震観測網「K-NET」「KiK-net」の運用があります。これらは地震発生時に詳細な地震動データをリアルタイムで収集し、建物の耐震設計基準や地震防災計画の策定に不可欠な情報を提供しています。また、大規模降雨実験施設や雪氷実験施設など世界水準の研究インフラを保有しています。

防災科学技術研究所の研究成果は、気象庁・国土交通省・地方自治体などと連携して実際の防災・減災施策に活用されており、日本の防災力向上に中心的な役割を果たしています。

使い方・例文

大きな地震が発生したとき、気象庁が震度分布図を素早く公表できるのは、防災科学技術研究所が運用する全国の地震観測網のデータが活用されているためです。防災関連の報道や行政資料でしばしば登場する機関です。

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