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阮籍とは?

げんせき

阮籍とは、中国・三国時代から西晋にかけての詩人・思想家で、竹林の七賢の中心人物として知られる人物です。

阮籍(げんせき、210〜263年)は、中国・三国時代の魏から西晋にかけて活躍した詩人・思想家です。字は嗣宗。乱世の権力闘争を避けながら老荘思想に依拠した自由な生き方を貫き、「竹林の七賢」の中心人物として後世に語り継がれています。

当時の魏では司馬氏による専権が進み、知識人たちは政治に巻き込まれれば命を落とす危険に常にさらされていました。阮籍はこの緊張した状況の中で、酩酊や奇行を装って直接的な政治的意見の表明を避けながら、詩や音楽に精神の自由を求めました。

代表作は五言詩の連作『詠懐詩』82首です。憂愁・無常・孤独・時代への絶望などを幽玄な言葉で詠んだこの詩群は、中国詩史における五言詩の発展に大きく貢献し、後の詩人たちに多大な影響を与えました。

また、礼教主義的な儒家規範に対して批判的な態度を示したことでも知られ、「礼は自分のためにあるのではない」という言動が伝えられています。老荘的な自然観と個人の自由を重んじる彼の姿勢は、魏晋南北朝期の清談文化を象徴するものとして評価されています。

使い方・例文

中国古典文学や思想史の講義で、「竹林の七賢」や「清談」を説明する際に阮籍の名前が必ず登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「げんせき」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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