野村萬斎とは?
のむらまんさい
野村萬斎とは、狂言師・俳優・演出家として幅広く活躍する日本の伝統芸能の担い手で、和泉流狂言の重要無形文化財保持者(総合認定)です。
野村萬斎(のむら まんさい)は、1966年生まれの狂言師・俳優・演出家です。父は人間国宝の狂言師・野村万作で、祖父の野村万之丞(三世)に始まる狂言の名門・野村家に生まれ、幼少期から舞台を踏みました。東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業しており、伝統芸能と近現代の表現両面に通じた希少な存在です。
狂言の世界では和泉流を継ぐ実力者として評価され、「三番叟」「釣狐」「花子」など古典の大曲を多数披く一方、現代の演劇・ダンス・映像との融合にも積極的に取り組んでいます。2002年に萬斎を名乗り、代々の芸名を継承しました。
俳優としては映画や舞台でも幅広い役を演じ、特に2001年公開の映画「陰陽師」での安倍晴明役が広く知られています。また2020年東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式総合演出チームの統括に就任するなど(後に組織再編あり)、文化的なプロデュース活動にも携わりました。
国内外での公演・ワークショップを通じて狂言の普及に努めており、伝統の継承と現代への発信の両面で重要な役割を担っています。
使い方・例文
野村萬斎は狂言の古典演目を海外でも上演し、その独特の様式的な動きと発声で海外の観客を魅了しています。映画やテレビドラマにも出演するため、伝統芸能に馴染みのない層にも広く知られています。
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