逆接続保護回路とは?
ぎゃくせつぞくほごかいろ
逆接続保護回路とは、電源の極性(プラスとマイナス)を誤って接続した場合に、機器や回路が損傷するのを防ぐための安全保護回路です。
逆接続保護回路(ぎゃくせつぞくほごかいろ)とは、電子機器や電気回路において、電源のプラス(+)とマイナス(−)を誤って逆に接続した場合でも、内部回路が破損しないよう電流を遮断・制御する保護機構のことです。英語では「Reverse Polarity Protection Circuit」と呼ばれます。
電解コンデンサ・半導体(IC・トランジスタ)などの電子部品は極性に敏感で、逆接続すると短時間で焼損・破裂することがあります。バッテリー交換時や12V車載システムへの接続時など、誤接続のリスクが高い場面でこの保護回路が重要になります。
代表的な保護方式には以下があります。
- ダイオード方式:正方向にのみ電流を通すダイオードを直列に挿入する。シンプルだが電圧降下(約0.7V)が生じる。
- ショットキーダイオード方式:順方向電圧が低い(約0.3V)ダイオードを使い電圧降下を抑える。
- MOSFETを用いた方式:P型またはN型MOSFETを利用し、電圧降下をほぼゼロに抑えながら逆接続を防ぐ。大電流回路向けに有効。
- ポリスイッチ(リセッタブルヒューズ)方式:過電流保護と組み合わせた方式。
自動車のバッテリー交換・太陽光パネル接続・DIY電子工作など、ユーザーが電源を接続する可能性のある機器には、安全性確保のために逆接続保護が欠かせない設計要素とされています。
使い方・例文
カーナビやドライブレコーダーの取り付け時に電源コードを逆に繋いでも壊れないよう、多くの車載機器には逆接続保護回路が内蔵されています。
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