本文へスキップ

超音波式発信装置とは?

ちょうおんぱしきはっしんそうち

超音波式発信装置とは、人間の耳には聞こえない超音波帯域の音波を発して、物体の検知や信号の送受信を行う装置のことです。

超音波式発信装置とは、20kHz以上の超音波(人間の可聴域を超えた高周波音波)を発射し、物体の検出・距離計測・通信・誘導などを行うための装置です。

超音波は空気中や液体中を伝わる際、障害物に当たると反射(エコー)を返します。この性質を利用して、発信から反射波の受信までの時間を計測することで対象物との距離を求められます(パルスエコー法)。

交通・乗り物分野では、超音波式発信装置は以下のような場面で活用されます。

  • 駐車支援センサー:車両の後方・側方に設置し、障害物との距離を検知してドライバーに警告する。
  • 視覚障害者誘導システム:交差点や施設に設置し、超音波信号で専用受信機を持つ利用者に位置情報を伝える。
  • 自動ドア・感応センサー:人や車両の接近を検知して機器を制御する。
  • 車間距離計測:低速走行時の衝突防止に用いる。

超音波センサーは構造がシンプルで低コストなため、自動車・産業機械・医療機器など幅広い分野に普及しています。ただし悪天候(強風・豪雨)や温度変化によって計測精度が変わる場合があるため、高精度が求められる用途ではレーダーやLiDARと組み合わせて使われることもあります。

使い方・例文

カーナビに付属のバックモニターと連動した超音波センサーは、駐車時に後方の壁や車止めまでの距離をリアルタイムで計測し、「ピッピッ」という音で距離が近づいていることをドライバーに知らせます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語