赤クローバーとは?
あかくろーばー
赤クローバーとは、マメ科の多年草で、牧草や緑肥として広く栽培されるほか、イソフラボンを含む健康植物としても知られています。
赤クローバー(Trifolium pratense)は、マメ科シャジクソウ属に属するヨーロッパ原産の多年草です。日本では「ムラサキツメクサ」とも呼ばれ、道端や野原に広く自生しています。名前に「赤」とありますが、花色は実際には赤紫〜桃色で、白クローバー(シロツメクサ)と区別するためにこう呼ばれます。
農業における利用価値は非常に高く、以下のような役割を担っています。
- 牧草:牛・羊・馬などの飼料として栄養価が高く、タンパク質を豊富に含む
- 緑肥:根粒菌による窒素固定で土壌を改良し、後作の生育を促進する
- カバークロップ:土壌浸食の防止や雑草抑制に効果がある
- 蜜源植物:ミツバチが好む花蜜を供給し、養蜂にも活用される
また、赤クローバーにはイソフラボン(とくにフォルモノネチンやビオカニンA)が含まれており、更年期症状の緩和やホルモンバランスへの影響が研究されています。サプリメントの原料としても広く流通しています。ただし、妊娠中や特定の薬を服用中の方は摂取前に医師に相談することが推奨されています。
環境適応性が高く、やや酸性の土壌でも生育できるため、日本各地で定着しています。有機農業においても土壌管理の重要な手段として活用されています。
使い方・例文
農地の秋冬に赤クローバーを種まきして緑肥として育て、翌春にすき込むことで化学肥料を減らしながら地力を維持する農家が増えています。また、赤クローバーエキスはサプリメントとして、更年期のほてりや不調のケアを目的に利用されることがあります。
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