許鞍華とは?
きょあんわ
許鞍華(アン・ホイ)は、香港映画を代表する女性監督で、社会的テーマを人間的な温かさで描く作風により、香港映画史に欠かせない存在とされています。
許鞍華(ほ あんわ、英語名:Ann Hui)は、1947年生まれの香港の映画監督です。中国本土生まれで香港で育ち、ロンドン映画学校で映画を学んだ後、香港に戻りテレビドラマを経て映画監督としてデビューしました。
許鞍華は、香港映画のニューウェーブを牽引した監督のひとりで、社会的な問題意識と個人の感情を繊細に絡め合わせる作風が特徴です。ベトナム難民、香港の高齢者・下層市民、女性の人生など、社会の周縁に生きる人々の物語を丁寧に描き続けてきました。
主な実績と代表作:
- 「客途秋恨」「女人、四十。」など香港の日常と家族を描いた作品が高く評価される
- 「桃さんのしあわせ」(桃姐)で香港・金馬奨・金像奨など多数の映画賞を受賞
- ベネチア国際映画祭で生涯功労賞(栄誉金獅子賞)を受賞した
- 香港映画金像奨で最優秀監督賞を複数回受賞し、歴代最多受賞者のひとり
許鞍華は、商業映画全盛の香港映画界において一貫して作家性を保ち続け、国際的な映画祭でも繰り返し高い評価を受けてきました。香港の社会と文化を映像に刻み続けた、アジアを代表する映画作家のひとりです。
使い方・例文
香港映画の特集や女性映画監督の紹介記事で、「許鞍華は香港社会の人々を温かく描き続ける、アジアを代表する映画作家です」のように紹介されます。
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