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藤山寛美とは?

ふじやまかんび

藤山寛美は、喜劇役者として昭和の大阪を代表する存在であり、「松竹新喜劇」の看板スターとして長年活躍した俳優です。

藤山寛美(ふじやま かんび、1929年〜1990年)は、大阪府出身の喜劇俳優で、松竹新喜劇の中心的存在として昭和の喜劇界に君臨した人物です。本名は稲垣完治といいます。

幼少期から芸能の世界に入り、渋谷天外に師事して大阪喜劇の真髄を学びました。松竹新喜劇では「アホの寛ちゃん」とも呼ばれるキャラクターで親しまれ、ドタバタの中にも人情味あふれる演技で観客を魅了しました。その芸風は即興的な笑いと高い演技技術を兼ね備えており、共演者や観客をその場でつかんでしまう「場の力」が特に評価されています。

代表作には松竹新喜劇の数多くの舞台が挙げられ、テレビドラマへの出演でも幅広い世代に知られるようになりました。しかし晩年は多額の借金問題で話題になり、それを舞台で稼いだギャラで返済し続けたことが美談として語り継がれています。

1990年に61歳で死去しましたが、その喜劇の精神は弟子や松竹新喜劇の後継者たちに受け継がれており、大阪文化を代表する芸人として今も語り継がれています。

使い方・例文

「藤山寛美の舞台を観た人は、笑いの中にじんとくる人情があると語り、その芸は大阪喜劇の粋を体現するものとして今も高く評価されています。」

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